除湿ローターが空気中の水分を直接除去 新除湿剤が生み出した高性能省エネ空調
デシカント空調システムは、2レーンの対抗気流で構成されます。
一方のレーンは、処理側と呼ばれる乾燥した空気を室内に送り出す給気用の風路、
もう一方のレーンは、再生側と呼ばれる除湿ローターを乾燥させる排気用の風路です。
独自の2レーン対抗気流構造で、あらゆる廃熱利用にも対応し、コージェネレーションの高効率化を実現します。
ヒートポンプ・デシカント機には新規開発した超低温再生除湿ローターが使われます。
45℃という低温で再生ができるローターを用いることで、様々な排熱(凝縮排熱)を利用することが出来るようになりました。
標準機はコンプレッサーを内蔵しているので、このコンプレッサーのコンデンサー排熱を再生に利用します。
食品スーパーの場合は、ショーケース用の冷凍機の排熱を有効利用できますので、大幅にランニングコストを削減できます。
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天井埋込型は、室内空気をデシカント空調機に取入れ、除湿して室内に給気します。
ワンパス方式を採用しており、ダクト工事を短縮することが可能ですので、
スーパーマーケットのカビ対策や冷凍倉庫の乾燥など幅広い用途で使用できます。