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デシカント空調機

除湿ローターが空気中の水分を直接除去 新除湿剤が生み出した高性能省エネ空調

表


デシカント空調とは、温度と湿度を分離制御する省エネ型の空調システムです。
冷凍機や冷水を用いる従来の空調システムでは、湿度を下げるために空気を過冷却した後、再熱する方式がとられています。 しかし、このやり方では無駄なエネルギーを消費してしまううえに、外気の変化などに柔軟に対応できません。

デシカント空調は、除湿ローターが空気中の水分を直接除去する方式なので、極めて高いエネルギー効率を発揮します。その上、外気条件の変化にも柔軟に対応し室内空気を適切にコントロールできるので外気を大量に取入れる必要のある空間や除湿管理が求められる空間に最適です。

低温再生デシカント空調の特徴

  1. 除湿のための過冷却・再熱のエネルギーが不要です
  2. 乾燥空気だから冷房設定温度が高くても快適です
     少ないエネルギーで理想の温湿度体感を得られます
  3. 外気100%を除湿給気し室内を陽圧化、カビなど室内汚染物質を抑制
  4. 併用の空調システム設備コストを削減します(30〜50%削減可能)
  5. 従来の課題だった除湿ローターの再生用熱源に低温の排熱(50〜60℃)が利用可能です
     従来の高温再生熱源に比べ、エネルギーコストを50%程度削減可能
  6. 冷媒を用いないノンフロン空調を実現します

システム図


  • 除湿要件や排熱利用の可否など、環境に合わせて最適なタイプを提案します。
  • 「デシカント空調機」の中に「メガクール」を組み込みんで一体型にすることもできます。

デシカント空調の効果

高効率デシカント空調機の水分除去率は従来型のエアコンの4倍です。
デシカント空調機と併用することで、他の空調システムの運転効率を改善することができるので、所用冷凍能力やエネルギーコストの軽減に貢献します。

また乾燥剤を用いて除湿するデシカント空調機は、冷媒を使用しないノンフロン型の地球に優しいシステムです。
除湿ローターの再生用熱源(再生熱源温度:50〜60℃)としても温水またはヒートポンプ排熱、自然エネルギーを利用するので、CO2の排出抑制にも貢献します。

システム図  システム図

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